初めてのMacでc言語プログラミングの環境を整える
書こう書こうと思っていたのに書き損ねていたので。
と言ってもmacはもともとLiuxとかそっちに近い、けどGUIみたいな類のPCなのでwindowsに比べると少ない手間で簡単に用意できたのですが。(windowsはめんどくて諦めた。10とそれ以前で必要な準備が違うのしんどい)
プログラミングの実践をしてみる的な内容の授業のための用意だったので統合環境じゃないです。
現時点(2017/04)のOSは Sierra 10.12.3 (MacBook Air) 去年の話なので当時のバージョンはもう何個か古いやつ。
Mac触ったの初めてだったからそもそも操作で苦労したわ。
1.ソースコードを書くためのテキストエディタ
これはフリーのソフトで大丈夫。
みたいな感じのサイトで、Mac向けのをみてください。私はmiというのを使っています。上記のページだと他はTeraPadくらいしか触ったことないので比較はできないですが。長いプログラムを書いたとき関数の一覧がありがたかった。
X-codeも書いてありますが、これは統合環境というやつで、コンパイルとか全部やるのなので……次で入れはしますが、他に一つテキストエディタとして入れておいてもいいと思います。MacにはWindowsでいうメモ帳にあたるようなただのテキストエディタ、みたいなものがないので。
(2018/10/25)
お気に入りはmiちゃん。ここに説明書いてたつもりでしたがなかったので別の機会に気まぐれで書いたやつ発見したのを貼っておきます。
2.コンパイラを入れる
コンパイラは書いたソースコードをコンピュータにもわかる言語の、プログラムにしてくれるものです。X-codeを入れてください。AppStoreにあります。幸い、これは入れるだけで大丈夫。ただし、うろ覚えですが、X-codeを入れるのは個人の責任で。あんまり難しく慎重にならなくていいとは思いますがコンパイラってのはつまりそのままでは動かないソースコードをコンピュータに影響を与えるプログラムにするものです。何らかの方法でユーザの意図してないウイルスの元になるテキストを持ち込んで、コンパイルされる可能性があるので……(まあ、ないとは思いますが)
一応、セキュリティソフトくらいは何か入れておきましょう!
3.コマンド操作をするためのツール
これは元からあるのでダウンロードは不要。Launchpadで探してください。細かい使い方はこんな感じのサイトを「ターミナル Mac」とかで検索してみてください。
プログラムの基本は、多分……書いてあります。ごめんなさい、このサイトあんまみてこなかった。私の学校でWindows使った授業ではTeraTermだったかな。一般のWindowsPCならコマンドプロンプトにあたるツール。コマンドも使ってた範囲では一緒だったので、TeraTerm経由でどっかサーバに接続するとかじゃなければ先生の指示に従ってWindowsと同じコマンドで基本は動くんじゃないかな。
私のターミナルは趣味で黒地に白文字、若干透けるデザインを使ってます。こう、それっぽいじゃないですか笑 見易さやなんかである程度色や文字の雰囲気を選べるので使いやすく設定してください。
4.最後に
とりあえずプログラムの基礎の「き」、Hello worldの流れくらいは書いておいてもいいかな、と。
まずテキストエディタにHello worldのソースコードを入力して保存。拡張子が.cになっていることを確認してください。
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("Hello, world!\n");
return 0;
}
miなんかだとC用のモードに切り替えられます。([ドキュメント]→[モード])のでこちらを。ソースの文を認識して色を変えてくれます。また、保存時の拡張子も.cに。
終わったらターミナルを開いて"cd"の後、半角のスペースを入れて、さっきのソースを保存しているフォルダをターミナルへドラッグあんどドロップ(ファイルへのパスを手打ちしても大丈夫です。)
enterキーを押して、ディレクトリが変わったのを確認したら
「"gcc"または"clang" -o プログラムの名前 ソースファイルの名前」でenterキー。私の場合だいたいソースにミスがあるのでエラーを吐かれます。エラーを修正してコンパイル、を繰り返し、エラーが出なくなったら完成(プログラムによっては完成目標通りの操作はしないかもしれませんが、最低限、コンピュータが読み込めるプログラムになったということです)
何か変更を加えていない限りソースコードと同じファイル内に完成した実行ファイルがあるのでそれをクリックするか、ターミナルでその実行ファイルを起動させてください。